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ニオイ対策
2023.03.08

マスク生活で体臭ケアがおそろかになっていませんか?

これまで屋内ではマスクの着用が必要でしたが、ルールが見直されて個人の自由になりました。

もちろん今後も時と場合に応じて着用する必要もありますが、マスクを外したときにまず気になるのがにおい問題です。

これまで油断して体臭ケアがおろそかになっていた人もいるかもしれません。

自分のにおいが気になったり、不安になることはないでしょうか?

においはその人の印象を左右します。不快な印象をもたれないよう、しっかりケアしましょう。

 

体臭の原因と対策

体臭といってもその原因はさまざまなものがあります。代表的なものを紹介します。

 

汗が原因で発生するニオイ(汗臭、わきが臭)

汗は本来無臭ですが、含まれる老廃物が雑菌により代謝・分解されることでニオイが発生します。

汗を出す「汗腺」には、エクリン汗腺(エクリン腺)とアポクリン汗腺(アポクリン腺)の2種類があり、それぞれ、においが発生する仕組みが異なります。

 

エクリン腺から出た汗が原因→汗臭

汗をかいたあと誰もが気になるいわゆる「汗臭」がこちらです。

エクリン汗腺は体温調節や保湿のための汗を出します。

この汗は塩分が多いため菌が繁殖しにくく、すぐには臭いませんが、時間が経つと角質や皮脂と混ざり、菌に分解・酸化されると、汗臭いにおいが発生します。

また、汗をかいてそのままにしておくと皮膚の常在菌が衣類上で繁殖して「生乾き臭」も発生します。

 

アポクリン腺から出た汗が原因→ワキガ臭

わきの下、へその周り、陰部など、限られた部分に存在するアポクリン汗腺から出る汗は、脂肪分やタンパク質などの老廃物を多く含みます。そのため短時間でも菌は多く繁殖して、代謝・分解されることで強い独特のワキガの臭いが発生します。

ワキガ臭の出やすさは体質によるところが大きく、アポクリン汗腺の数や大きさで決まります。

 

加齢臭・ミドル脂臭

加齢臭は皮膚から分泌された皮脂が酸化することで発生します。加齢臭そのものは実は不快なニオイではありません。ですが汗など他のにおいと混ざることで、においが強くなることがあるので要注意です。

 

加齢臭と混同されたり誤った認識をされがちなのが「ミドル脂臭」です。

疲労やストレスにより、汗の中に増えた乳酸と皮脂が細菌に代謝・分解されて発生したミドル脂臭は、わずかな量でも古い油や発酵した乳製品のような強い臭いを発するもので、周囲の人に不快感をもたれやすいため要注意です。

 

これらは「おじさんのニオイ」というイメージを持たれがちですが、条件が揃えば誰にでも発生するものなので、女性も要注意です。

 

体のにおいの対策は?

体のにおいはしっかり対策しましょう。方法は以下のとおりです。

 

体を清潔に保つ

体のにおいの対策の基本は、身体を清潔に保つことです。
汗をかいたら菌が繁殖しないようこまめに拭き取りましょう。

 

デオドラント剤を使用する

デオドラント剤を使用してこまめにケアしましょう。
汗には体温調節の役割があるので、体全体の汗を止めてしまわないように注意してください。
全身の汗対策には菌の繁殖を防ぐタイプを、体温調整に影響しないワキや足の裏には汗をブロックする「制汗」タイプのものがおすすめです。
自分に合ったものを選び、うまく使い分けてください。

 

汗腺を鍛えて老廃物が少ない「良い汗」をかけるようにする

汗をかかない生活を続けると、汗腺が衰えます。かいた汗はベタベタで老廃物が多く含まれる臭いやすい「悪い汗」となり、汗臭やワキガ臭は強くなってしまいます。

体臭ケアには積極的に汗をかいて汗腺を鍛えるようにしましょう。普段から汗をかく習慣があると、汗腺の濾過機能がしっかり働くためかいた汗はサラサラで臭いにくい「良い汗」になります。
ジョギングやウォーキングなどの有酸素運動をしたり、お風呂の湯船につかることなどを習慣にして汗腺を鍛えましょう。

 

生活習慣を見直す

疲労やストレスは体臭を強くします。血行や代謝が低下して老廃物が体内にたまったり、腸内環境が悪化することで、体内からもニオイが発生します。
ストレスや疲労を解消してしっかり睡眠をとることが、健康面でも体臭ケアの面でも大切です。

また、体臭と食生活には大きな関わりがあります。
過剰な皮脂分泌を防ぐため、脂肪分の取りすぎには注意しましょう。
動物性食品は消化される際に腸内で臭い成分が発生して体臭の原因になるので、乳酸菌や食物繊維を意識的に摂取して腸内環境をととのえ、緑黄色野菜多めのバランスのとれた食生活をこころがけましょう。

 

衣類のケア

皮膚で発生したニオイは衣類に蓄積されます。そのうえ菌は衣類上でもさらに繁殖し続けて強い臭いの発生源になり、衣類を通して他人に伝わります。
衣類のケアは体臭ケアの重要なポイントです。しっかり対策しましょう。

汗をかいた衣類は着替えるのがベストですが、難しい場合は衣類用のデオドラント剤を使用しましょう。
臭いの発生を抑える抗菌効果・発生した臭いを消す消臭効果が高く長続きするものがおすすめです。
じかに肌に触れる衣類に使用するものなので、刺激や負担がないものを選びましょう。

また、衣類の素材にも注意しましょう。ポリエステルなど化学繊維の衣類は臭いやすいため、ワキガ体質の方はじかに着るのは避けましょう。臭いにくくおすすめの素材はコットンなど天然繊維のものです。

マスク生活でケアがおろかになりがちな口臭にも注意

ここしばらくマスクをつけていた生活の中で、油断して口腔ケアがおろそかになっていた人もいるかもしれません。また、息苦しいからといって口呼吸が習慣になってしまうと、ドライマウスになり口腔内の常在菌バランスが崩れ、歯周病や口臭が発生することにつながります。

口内環境を清潔に保ち、虫歯や歯周病は治療して口臭予防につとめましょう。

朝晩はもちろん、食後には歯磨きをして、汚れをしっかりと落としましょう。

ただしゴシゴシと強く磨くのはNGです。歯や歯茎を痛めて逆効果になるので注意して、力を入れすぎずに丁寧に磨きましょう。

また、歯ブラシだけでは歯の間や歯茎の溝の汚れは落としきれません。デンタルフロスや歯間ブラシ、マウスウォッシュも使ってしっかりと汚れを落とすと効果的です。

舌につく汚れ「舌苔(ぜったい)」も口臭の原因になるので、舌を傷つけないように丁寧に落としましょう。

毎日のケアだけでは落としきれない汚れは定期的に歯科医院でクリーニングしてもらうのがおすすめです。

 

さいごに

長かったマスク生活の中でおろそかになりがちな、体臭や口臭の原因と基本的な対策をお伝えしました。

今後も状況に応じてマスクを着用する必要はありますが、マスクを外したシーンでも自信をもって人と接することができるよう、しっかり対策しましょう。

 

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