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ニオイ対策
2020.07.21

香水や汗を止めるのは逆効果。間違った体臭・ワキガ対策と、正しいケア方法

周囲の人に「クサイ」と思われないよう、ニオイ対策をしっかりやっている!という人でも、対策方法が間違っているため、効果が出ていない人が多くいます。

効果が出ないだけでなく、逆効果になる場合も!?せっかく対策しても逆効果なんて悲しいですよね。

そこで、今回は、ついやりがちな間違ったニオイ対策についてまとめてみました。

 

香水でごまかす

ニオイをごまかすために香水を使ってはいけません。ニオイは、複数のものが混ざると、別のニオイに変わってしまいます。体臭が気になるからといって香水でごまかそうとしても、元の悪臭が消えるわけではありません。

悪臭と香水が混ざり合って、よりキツい不快なニオイになってしまいます。つまり、逆効果。

「消臭」と「香り付け(芳香)」は異なるものです。体臭や汗など、気になるニオイは、清潔にしたうえでデオドラント剤を使用して、しっかりと消臭しましょう。

また、良い香りであっても、強すぎるものは不快なニオイと認識されます。香水のつけすぎにはくれぐれも注意しましょう。詳しくはこちらの記事にてご紹介しています。(体臭は香水でごまかさないにリンク)

 

洗いすぎる

最近では清潔思考の高まりや、ニオイや汚れを気にしすぎるあまり、身体や頭皮を「洗いすぎ」ている人が増えています。体臭対策の基本は、体を清潔に保つこと。

ですが、強力な石鹸やシャンプーをたくさん使い、ナイロンタオルや爪を立ててゴシゴシと強く洗う・・これはNG。

汚れをスッキリ落として清潔になるように思えますが、逆効果です。

必要な皮脂や角質まで奪ってしまうことで、肌のバリア機能を壊してしまい、常在菌のバランスが崩れて増殖した悪玉菌の働きによりニオイが発生しやすくなります。

身体を洗う際は、柔らかいタオルなどを使用してたっぷり泡立てた石鹸で優しく洗います。詳しくはこちら

髪の毛を洗う際は、シャンプーをよく泡立て、爪を立てずに指の腹で優しく洗いましょう。詳しくはこちら

また、石鹸やシャンプーは脱脂力の強すぎないものを選びましょう。

汗をかかないようにする

人と会う直前であれば、急いで走らないようにする・辛いものを控えるなど、汗をかかないようにするのは有効です。

ですが、ニオイが気になるからといって、普段から汗をかかないような生活をするのは逆効果。

汗をかかない生活が続くと、汗腺が衰えてしまいます、そのため、かいた汗は老廃物が多く含まれる「悪い汗」となり、かえって臭いやすくなるのです。ワキガの臭いも強くなります。

普段から、運動をする・入浴時に湯船に浸かる習慣をつけ、汗腺を鍛えるようにしましょう。

 

汗をとめるタイプの「制汗剤」で全身ケア

汗のニオイが気になるなら、汗を止めてしまえばいいのでは?との思いから、強力に汗をブロックするタイプのケア用品を広範囲に使用していませんか?

これも実はNGです。

汗には、体温調節の役割があります。全身の汗を止めてしまうと、体温調節ができなくなるので、特に夏場は熱がこもり危険です。

全身に使用するケア用品は、消臭効果のあるタイプを使用しましょう。

発汗を抑えるタイプのものは、足の裏や腋の下など、体温調節に影響がない箇所のみに限定して使用しましょう。

 

空気が通るように大きめサイズの靴を履く

足の裏は汗を多くかくうえ、靴に包まれ湿度が高くニオイが発生しやすい環境です。それならば、「大きめサイズの靴を履いたら少しでも通気性が良くなるのでは?」と考えがちですが、これも逆効果。

大きい靴は、足が不安定になるので、余計な力が入ります。足の汗の量はかえって増え、ニオイやすくなります。

もちろん、小さすぎる靴も足にストレスがかかるため、同じくニオイやすくなります。

靴は自分のサイズにぴったり合ったものを選びましょう。(靴のニオイの記事にリンク)

大きめサイズの靴は、中敷き(インソール)を入れてサイズを合わせて履くようにしましょう。

洗いにくい靴も、インソールをこまめに交換することで、ニオイ予防に効果的です。

 

汗ジミが気になる部分に撥水・防水スプレーをかける

夏場の汗ジミ対策として裏ワザ的に見かけるこの方法。シャツの腋部分に撥水効果をもたせる防水スプレーを吹き付けて、汗が染み込まないようにする方法ですが、おすすめしません。

防水・撥水効果のある洋服は、吸水性がなくなります。汗は洋服の腋部分でなく脇腹などの別の部分に流れます。

腋部分だけ部分的に汗ジミができなくなりますが、別の部分に汗ジミができるのでは意味がありません。また、通気性が悪くなるため、腋のニオイの原因にもなります。

また、多くの衣類用防水スプレーは、上着などに使用して雨や汚れから守るために作られています。

皮膚に直接触れることは想定されていないので、肌荒れの原因になります。

洋服の汗ジミ対策としては以前の記事でご紹介したとおり(汗ジミ対策記事にリンク)、インナーには天然素材を着用・汗とりパッドやシートを使用、白・黒・紺などの濃い色や細かい柄物を着用、ゆったりしたデザインのものを重ねるなどの工夫を。

 

30代〜40代。気になる加齢臭を重点的にケア

間違えられがちな「加齢臭」と「ミドル脂臭」。

本来、ノネナールが原因である加齢臭はそれほど不快なニオイではありません。

世間で嫌がられる中年のニオイは、加齢臭ではなく、ジアセチルを主体とした「ミドル脂臭」であることがほとんどです。そこに疲労臭や汗臭などが混じって、より強く不快になります。

ニオイが気になるミドル世代の人は加齢臭対策だけを行うのではなく、ミドル脂臭・疲労臭・ストレス臭の対策も同時に行いましょう。(それぞれにリンク)

 

まとめ

今回ご紹介した、間違ったニオイ対策の数々。一見効果がありそうに思えるのでやってしまいがちですが、逆効果なものばかりです。

ただし、ニオイを気にしすぎることで、ストレスや精神的発汗が増え、かえって体臭が悪化するケースもあるので、悩みを抱え込まないことも大切です。

誰でも、正しいケアを行えば、しっかり効果が出ます。さらにその安心感がストレスを減らし、ニオイの原因となる悪い汗を減らすことにもつながります。

ぜひ正しい対策を行い、快適に過ごしてください。

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